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犬の抜け毛が秋に増える理由とは?

こんにちは!THE ケネルズ東京です🐶
10月に入り、朝晩は少しずつ涼しさを感じるようになってきましたね。

この時期、「最近、愛犬の抜け毛が増えた気がする…」と感じる飼い主さんもいるのではないでしょうか?🍂

犬は季節の変化に合わせて毛が生え変わることがあり、特にダブルコートの犬種では、秋になると夏毛が抜けて冬毛へと生え変わる「換毛期」を迎えます。
そのため、いつもより抜け毛が増えていても、季節による自然な変化であることは少なくありません。

ですが、毛が部分的に抜けて地肌が見えていたり、赤みやかゆみがあったりする場合は、単なる換毛ではなく皮膚トラブルなどが関係していることもあります😢

THE ケネルズ東京でも、わんちゃんをお預かりする中で、被毛や皮膚の状態は日々見ておきたいポイントのひとつです。

そこで今回は、秋に犬の抜け毛が増える理由や、換毛期による自然な抜け毛と注意したい脱毛の見分け方、この時期に取り入れたいお手入れについてお伝えします。

犬の抜け毛が秋に増えるのはなぜ?換毛期の仕組みを知ろう

秋になると、「最近、ブラッシングをすると毛がごっそり抜ける」「部屋に落ちている毛が増えた気がする」と感じることがありますよね🍂

犬の毛は一年中同じ状態ではなく、季節の変化に合わせて生え替わることがあります。特にダブルコートの犬は、春と秋に抜け毛が増えやすく、秋は夏の被毛から冬に向けた被毛へと切り替わっていく時期です。

ダブルコートとシングルコート|犬種による換毛期の違い

犬の被毛は、大きく「ダブルコート」と「シングルコート」に分けられます。

ダブルコートは、皮膚を守る役割を持つオーバーコートと、その内側に生えるやわらかいアンダーコートの二層構造になっています。柴犬や秋田犬、ゴールデン・レトリーバー、ポメラニアンなどは、ダブルコートの代表的な犬種です🐶
こうした犬種では、季節に合わせてアンダーコートの量が大きく変わるため、春や秋になると「こんなに抜けて大丈夫?」と思うほど毛が抜けることもあります。

一方、プードルやヨークシャー・テリアなどは、一般的にシングルコートと呼ばれるタイプです。毛が伸び続ける犬種も多く、ダブルコートの犬に比べると、春や秋にまとまって毛が抜ける変化は目立ちにくい傾向があります。

同じ「犬の抜け毛」でも、犬種や被毛のタイプによってかなり違いがあります🙂
愛犬の被毛がどちらのタイプなのかを知っておくと、秋に抜け毛が増えたときにも、その子にとって自然な変化なのかを考えるひとつの目安になります。

秋の換毛期はいつからいつまで続く?

「この抜け毛、いつまで続くの?」と気になる飼い主さんも多いのではないでしょうか。秋の換毛は、気温が下がり始める頃から冬にかけて目立つことがあります。

犬種や住んでいる地域、年齢、生活環境などによっても違いがあり、数週間で落ち着く子もいれば、数か月かけて少しずつ生え替わる子もいます。
そのため、普段の愛犬の抜け毛と比べて見てあげることが大切です💡

毎年似た時期に抜け毛が増えて、その後自然に落ち着いているのであれば、それがその子なりの換毛のリズムなのかもしれません。
ブラッシングをしながら、毎年どの時期に毛が増えるのかを少し意識しておくと、いつもと違う変化にも気づきやすくなりますね😊

室内飼いの犬は換毛期がずれることも

最近は、一年を通してエアコンや暖房を使い、室温が快適に保たれたお部屋で暮らしている犬も多いですよね。こうした環境では、屋外で暮らす場合と比べて気温や日照時間の変化を感じにくく、換毛のタイミングがはっきりしなくなることがあります。

そのため、「秋なのにあまり抜けない」「季節に関係なく一年中少しずつ毛が抜けている」という子もいます。

換毛する時期が少しずれているからといって、それだけで病気というわけではありません。大切なのは、いつもの抜け方や皮膚の状態も一緒に見てあげることです。毛が部分的に抜けていたり、皮膚に赤みやかゆみがあったりするときは、単なる換毛とは違う可能性もあります。

換毛期の抜け毛と病気による脱毛の見分け方

秋になって抜け毛が増えると、「換毛期だから大丈夫かな?」「もしかして皮膚の病気?」と心配になることもありますよね😢季節による自然な換毛であれば、全身の毛が少しずつ入れ替わり、毛が抜けた部分だけ地肌が目立つようなことは通常ありません。

一方で、部分的に毛がなくなっていたり、皮膚に赤みやかゆみがあったりする場合は、単なる換毛ではない可能性もあります。

換毛期の抜け毛に見られる特徴

まず知っておきたいのが、換毛期は「毛がたくさん抜ける=毛がなくなる」というわけではないことです。古い毛が抜けながら新しい毛へと入れ替わっていくため、抜け毛が多くても、一部分だけ地肌が目立つような抜け方は通常みられません💡

自然な換毛の場合は、全身から広く毛が抜けていき、皮膚に強い赤みやかゆみなどがみられないことがひとつの目安です。

また、抜け毛が増えていても、元気や食欲など普段の様子に大きな変化がないことも多いでしょう。ダブルコートのわんちゃんの場合は、ブラッシングをしたときにごっそり毛が取れて、「こんなに抜けて大丈夫?」と驚いてしまうこともあります🙂

毎年似た季節に抜け毛が増え、その後落ち着いているのであれば、その子なりの換毛のリズムである可能性もあります。ただし、「秋だから換毛期だろう」と抜け毛の量だけで判断するのではなく、皮膚の状態も一緒に見てあげてくださいね。

こんな脱毛があったら動物病院へ相談を

では、どんな状態なら動物病院へ相談したほうがよいのでしょうか?

特に気をつけたいのは、次のような変化です。

  • 一部分だけ毛が抜けて地肌が見えている
  • 左右同じような場所の毛が薄くなっている
  • 皮膚が赤くなっている
  • フケやかさぶた、ベタつきなどが目立つ
  • しきりに体を掻いたり舐めたりしている
  • 以前より元気がない、食欲が落ちている
  • 抜け毛だけでなく、ほかにも普段と違う様子がある

特に、かゆそうに何度も掻いたり舐めたりしていると、皮膚がさらに傷ついてしまうこともあります😢飼い主さんが毎日一緒に過ごしているからこそ気づける、「いつもと何か違う」という感覚も大切です。

抜け毛そのものだけを見るのではなく、皮膚の状態やかゆみ、元気・食欲なども一緒にチェックしてあげましょう。気になる状態が続くときは、「換毛期だから」と長く様子を見続けず、かかりつけの動物病院へ相談してくださいね🏥

抜け毛の原因になることがある皮膚やホルモンの病気

季節とは関係なく毛が抜けていたり、皮膚にも変化があったりする場合には、皮膚の病気などが関係していることもあります。たとえば、犬の脱毛に関係することがあるものには、次のような病気があります。

・膿皮症

皮膚で細菌が増えて炎症を起こす病気です。赤みやブツブツ、フケのようなものがみられたり、部分的に毛が薄くなったりすることがあります。

・アトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚炎

環境中のアレルゲンや食べ物などが関係するアレルギーでは、強いかゆみが出ることがあります。何度も掻いたり舐めたりすることで、その部分の毛が抜けてしまうこともあります。

・皮膚糸状菌症

真菌による皮膚の感染症で、部分的な脱毛のほか、フケやかさぶた、赤みなどがみられることがあります。

・甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが不足することで、被毛が薄くなったり、左右同じような場所に脱毛がみられたりすることがあります。元気がなくなったり、体重が増えたりするなど、皮膚や被毛以外の変化を伴うこともあります。

・クッシング症候群

体内でコルチゾールというホルモンが過剰になる病気です。左右対称に毛が薄くなるほか、皮膚が薄くなる、水を飲む量やおしっこの量が増える、お腹がふくらんで見えるといった変化がみられることがあります。

こうして見ると、「毛が抜ける」というひとつの症状だけでも、考えられる原因はいろいろありますよね。見た目だけで原因を判断することは難しく、必要に応じて皮膚の検査や血液検査などが行われます。

「換毛期にしては抜け方がおかしいかも?」と感じたときは、自己判断せず獣医師に診てもらうと安心です😊

秋の抜け毛を楽にするお手入れとブラッシングのコツ

換毛期による自然な抜け毛だと分かっても、毎日のように床や洋服に毛がついていると、お手入れが大変ですよね😅特にダブルコートのわんちゃんは、一度のブラッシングで驚くほどたくさんの毛が取れることもあります。

抜けかけた毛をそのままにしていると、被毛がもつれたり、毛玉ができたりすることもあるため、換毛期はいつもより少し丁寧にお手入れしてあげたい時期です🍂

ここからは、おうちでも取り入れやすいブラッシングやシャンプー、抜け毛のお掃除について見ていきましょう🐶

毎日のブラッシングで意識したいポイント

換毛期のお手入れで、まず取り入れたいのがブラッシングです。
こまめにブラッシングをして抜けかけた毛を取り除いてあげると、お部屋に落ちる毛を減らしやすくなります💡

ただし、ブラッシングの頻度や使うブラシは、犬種や毛の長さによって異なります。
ダブルコートのわんちゃんにはアンダーコートのお手入れに適したブラシ、長毛のわんちゃんには毛のもつれをほぐしやすいブラシなど、その子の被毛に合ったものを選んであげましょう。

ここで気をつけたいのが、力を入れすぎないことです。
「たくさん抜けるから」と何度も同じ場所を強くブラッシングすると、皮膚に負担をかけてしまうことがあります😢毛の流れに沿って、皮膚をこすらないようにやさしく行ってあげてくださいね。

長毛のわんちゃんの場合は、毛が絡まったまま無理にブラシを通すのではなく、もつれを少しずつほぐしてから進めるのがおすすめです。
一度に長時間行うよりも、その子が嫌がらない範囲でこまめに続けてあげると、お互いの負担も少なくなります😊

換毛期のシャンプーと保湿ケア

ブラッシングだけでは取りきれない抜け毛を落とすために、シャンプーも役立ちます。
ただ、「換毛期だからいつもよりたくさん洗ったほうがいい」というわけではありません。

シャンプーを頻繁にしすぎると、皮膚や被毛に必要な油分まで洗い流してしまい、乾燥につながることがあります。シャンプーの頻度は、犬種や被毛、皮膚の状態に合わせて考えてあげましょう。

また、人用ではなく犬用のシャンプーを使うことも大切です。皮膚が乾燥しやすい子や敏感な子の場合は、低刺激のものや保湿を意識したものなど、その子に合ったタイプを選んであげるとよいですね🙂

そして、シャンプーのあとはすすぎ残しがないようによく洗い流し、被毛の根元までしっかり乾かしてあげましょう。毛が密集しているダブルコートのわんちゃんは、表面が乾いていても内側が湿っていることがあります。

皮膚トラブルがある子や、どんなシャンプーを選べばよいか迷う場合は、獣医師やトリマーなどに相談してみてくださいね。

抜け毛対策グッズと部屋の掃除方法

ブラッシングをしていても、換毛期はどうしてもお部屋に毛が落ちてしまいますよね。

「朝掃除したのに、もう毛が落ちている…」なんてこともあるかもしれません😅

床に落ちた毛には掃除機やモップ、洋服やソファなどについた毛には粘着クリーナーなど、場所に合わせて使い分けるとお掃除がしやすくなります。特にカーペットやソファは毛が絡まりやすいため、毛がたくさん溜まる前にこまめに取り除いておくのがおすすめです。

また、わんちゃんが普段使っているベッドやブランケットにも意外とたくさんの毛がついています🐾いつもより少しこまめに洗ったり、付着した毛を取り除いたりして、清潔にしてあげましょう。

換毛期の抜け毛を完全になくすことは難しいですが、ブラッシングで抜ける前の毛を取り除くことと、溜まる前にこまめにお掃除することで、飼い主さんの負担もずいぶん変わります。

愛犬とのコミュニケーションも兼ねながら、無理のない範囲でお手入れを続けてあげてくださいね😊

犬の秋の抜け毛と上手に付き合っていくために

秋になると増えやすい愛犬の抜け毛。

特にダブルコートのわんちゃんでは、冬に向けて被毛が生え替わる換毛によって、いつもよりたくさん毛が抜けることがあります🍂

全身から広く毛が抜けていて、皮膚に赤みやかゆみがなく、元気や食欲にも変わった様子がなければ、その子なりの換毛の可能性も考えられます。

そんなときは、ブラッシングやシャンプーなど、その子に合ったお手入れを取り入れながら過ごしてあげましょう🐶

THE ケネルズ東京でも、わんちゃんをお預かりしている間は、被毛や皮膚の状態をはじめ、いつもと違う様子がないか気にかけながら接しています。

飼い主さんだからこそ気づける小さな変化もありますので、「いつもの換毛とは少し違うかも?」と感じたときは、無理に様子を見続けず、かかりつけの動物病院へ相談してくださいね🏥


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