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子犬が甘噛みするのはなぜ?噛み癖をつけないために大切なこと

子犬が甘噛みするのはなぜ?噛み癖をつけないために大切なこと

こんにちは!
THEケネルズ東京です🐶💖

子犬の甘噛みでお困りの飼い主さんは多いのではないでしょうか❔

子犬は、母犬や兄弟犬との遊びの中で、噛むことによって叱られたり
痛みを感じたりしながら、噛んではいけないことを学んでいきます📖
1匹で飼われている場合は、飼い主さんの手や足、家具、スリッパなどに噛みつくことがよくあります。

歯や顎の発達には噛むことが必要ですが
子犬の頃から何を噛んでよいか・いけないかをしっかりと覚えさせるべきです🙌
甘噛みだからといって放置していると、エスカレートし、改善が難しくなる可能性がありますよ!

甘噛みと本気噛みのちがい

甘噛みと本気噛みの違いは、単に力の強さだけではなく
ワンちゃんの噛むときの気持ちにも関係しています。

甘噛みは主に遊んでいる最中や甘えたい時、要求があるときに行われ、通常は軽い噛みで痛くありません😆遊びからエスカレートしていくうちに、力加減がわからなくなってしまうこともありますが、その場合は本気噛みとは異なります。

一方で、本気噛みは攻撃的な意図や防御のために行われることが多いです😣💦
ワンちゃんの噛む力は強く歯は尖っているため、本気噛みされればケガをする恐れがあります🩸
ワンちゃんに嚙まれて血が出た時は、小さな傷であっても感染症などのリスクがあるため、必ず病院を受診しましょう🏥

子犬が甘噛みする理由

子犬が甘噛みする理由

本能や習性

ワンちゃんはもともと狩猟をしていた動物で
「噛む」というのはワンちゃんにとって当たり前の行為です🐕!

ペットとして飼われるようになった今でも、多かれ少なかれ狩猟本能を持ち合わせています。
そのため、ワンちゃんは素早く動くものを見ると、本能的に狩猟の欲求が目覚め、それに対して噛む行動をとることがあるのです。

子犬が動くものを追いかけて噛む行動も、本能的に狩りを練習していると言えます🪓
この行動を無理にやめさせることはできませんが
本能だからと何でもかんでも噛むことを許してしまうのはよくありません🙅

噛んでも良いおもちゃを与えて、欲求を満たしてあげましょう🪀

歯がむず痒い

ワンちゃんは成長とともに、乳歯が大人の歯に生え変わります🦷
この乳歯から永久歯への生え変わりの過程を「歯牙脱換期」と呼び、この時期に入ると、歯がむず痒くなり、ワンちゃんは噛むことでその痒みを和らげようとします。

好奇心

月齢の浅い子犬は特に、新しいものに対して興味津々で好奇心が旺盛です🐶✨

人間の赤ちゃんと同じで、なんでも口に入れてみて、感触を学んでいこうとします。飼い主さんの手や足だけでなく、家具の角や衣類、電気コード、スリッパなどもガジガジと噛むことがあるでしょう。

噛まれて困るものはできるだけワンちゃんが手の届かない場所に片付け、コンセントや家具などはイタズラを防止するためにカバーや保護シートを活用するなど、噛まれない環境づくりをすることが大切です👍

ストレス発散

退屈していたり、不安やストレスを抱えていると甘噛みしやすくなります💦

例えば、飼い主さんとのコミュニケーション不足、知らない人に触られること、引っ越しや環境の変化、運動不足、体調不良などがストレスの原因となっている可能性があります😣🌀

飼い主さんは、ワンちゃんが不安を感じていないか気を配りましょう。

甘噛みされた時の対処法

甘噛みされた時の対処法

手や足を甘噛みされたら、どう対応したらいいのでしょうか🤔❔

NG行為

甘嚙みをされ時、「痛い!」と大声を出す、叫ぶ、逃げるといった大きなリアクションをすることは避けましょう🙅⚡ワンちゃんは「反応してくれた」「喜んでくれた」と勘違いして、もっと噛むようになります💦

また、噛むのをやめさせようと口の中に手を押し込んだり、マズルを掴んだりする飼い主さんがいらっしゃいますが、この方法はワンちゃんに苦痛や恐怖を与えてしまいます…😟
マズルの制御(マズルコントロール)はしつけ方法のひとつとして知られていますが、正しく行わないと威嚇や攻撃行動を引き起こしてしまいかねません。
信頼関係が大きく崩れてしまい、逆にしつけを困難にする可能性が高いです⚡⚡

甘噛みされたら無視しよう

飼い主さんは手や足を噛まれたら、すぐに「痛い」と短くハッキリ言い、遊びを中断して無視してください!!そして、ワンちゃんをゲージに戻すか、飼い主さんがその場から立ち去るようにしましょう。この時、騒いだり走ったりしないように注意です🤒⚠

ワンちゃんは飼い主さんに無視されることで
「嚙んでも良いことがない」
「噛んだら飼い主さんがいなくなってしまう」
と学習します🐶📖

約1分待って、ワンちゃんが静かになったことを確認したら部屋に戻ります。

部屋に戻り、ワンちゃんが興奮することなく落ち着いていれば、褒めてあげましょう。
もし遊んでいる最中に噛んでしまった場合は、遊びを再開させます。

再度噛んでしまった場合は、「痛い」と声をかけて部屋を出てください。
これを繰り返すことで、徐々に甘噛みがなくなっていくかと思います🥰
一回で噛み癖が改善されるわけではないので、根気強くがんばりましょう✊

まとめ

ここまでたくさんお話しましたが、お伝えしたかったのはワンちゃんが甘噛みをするのは、ごく自然な行動ということです。「噛みたい」と本能的に思うワンちゃんに対して、全面的に「噛む」という行為を禁止すると、ストレスがかかってしまいます。

「噛む」=「いけない」ことではなく、大切なのは噛んで良いものと噛んではいけないもの、そして噛む強さを教え、噛むことが癖にならないようにすることです😇💖

子犬であろうと成犬であろうと、噛むことには理由があるため、その理由に基づいた対応を心がけましょう。もし家庭でのしつけが難しい場合は、しつけ教室やドッグトレーナーなどプロに頼るのも一つの方法ですよ😊🌱

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