こんにちは、THEケネルズ東京です🐾
5月も終わり、一部の地域ではもう梅雨入りしたところも☔
梅雨が終わると、いよいよ夏ですね~🌻🍧
暑い夏の時期には、人間だけでなく犬も体調を崩すことがあります。
特に老犬は、体力が衰え始めているので、熱中症や食欲不振などの体調不良を起こしやすくなるのです💦
老犬が夏を元気にのりきるためには、飼い主さんのケアがとても大切!!
老犬は暑さ調節をするのも大きな負担になる
犬は「パンディング」といって、暑くなるとハァハァと口を開けて呼吸することで体内の熱を逃がします🥵
ですが、老犬になると体温調節の機能が低下し、暑さに弱くなるんです。
また、老犬になって体力が衰えてくると、パンティングをすることも負担になります。
暑さのせいで食欲が減退し、食事ができなくなり、ますます体力が低下してしまい悪循環に陥ることも・・・💦
暑さに鈍感になることで、体温調節がうまくできず、体温が上がりすぎてしまうことがあるので
ぐったりとした様子がないかチェックしてあげてくださいね。
老犬の暑さ対策
こまめに水分補給を
老犬は、感覚器官の衰えでのどの渇きを感じにくくなったり
水飲み場までの移動が大変になったりすることで、あまり水を飲まなくなることがあります。
飲水量が少ないと熱中症のリスクが高まったり、内臓に負担がかかったりすることもあるので
こまめに水分補給をさせてあげましょう。
高齢になったら、日々の飲水量をチェックしたり、水飲み場を愛犬のベッドの近くに移動させたり
食事中に水分を摂れるように工夫してみてくださいね😊
散歩は早朝や夜の気温が低い時間帯に
散歩の時間帯は、朝は遅くても午前7時まで、夜は20時以降を目安にしましょう🐾
散歩する前に気温が下がっていることを確認してから出かけるのが良いですよ。
特に小型犬は体高が低いため、地面からの輻射熱の影響を受けやすく、熱中症にかかりやすい傾向があります🥵
真夏になると、日が暮れてもアスファルトの熱気はすぐに冷めません。
夜8時でも、まだ地面に熱が残っていることもあるんですよね🌞
快適な環境を保つ
老犬に限らず、愛犬を置いて家を留守にするときは
室内が蒸し暑くならないようにエアコンをつけっぱなしにしておきましょう🎐
犬は、皮膚を被毛に覆われているので、人間よりも体感温度が高いのです。
人が肌寒く感じるくらいが犬にとってはちょうどよく、犬種によって差はありますが20~25度が適温とされていますよ。
ただ、老犬の場合は、若い犬より冷えやすいこともあるので、よく観察してあげてくださいね。
犬の足先が冷たく感じる場合は、温度を調整してあげましょう。
ベッドの置き場や素材にも注意
寝ている時間が多い老犬の場合、寝床を快適にしてあげることも大切です💖
寝床が直射日光に当たっていないかを確認し、必要であればすだれやブラインドを使って
お気に入りの寝床に直射日光が当たらないように調整してあげましょう。
もし直射日光が当たったまま寝ている場合は、涼しい場所に移動させてあげてくださいね🎐
また、ベッドの素材も通気性の良いものに変えてあげましょう。
暑さによって蒸れると皮膚炎などの問題が起こる可能性があるためです。
通気性に優れたリネン素材のベッドや、介護用ベッドなどを利用すると、夏でも快適に過ごすことができますよ✨
まとめ
犬と人間では「暑さ」の感じ方がちがうのです。
人が快適でも、犬は暑いと感じることがあります。
ですが、犬は自分で服を脱いだり、室温を調整したりできません。
だからこそ、飼い主さんは、愛犬が暑さや寒さを感じているサインに気づいたり
室内の温度を管理してあげることがとても大切です。
犬が快適に過ごせるように暑さ対策をしっかり行って、一緒に楽しい夏を過ごしましょう👒