こんにちは!THEケネルズ東京です😊
積乱雲が生まれやすい夏は雷が発生しやすいですが、今年はとにかく多い・・・
ゴロゴロ、バリバリバリ〜っと、ものすごく大きな音がするので怖いですよね。
東京では、毎日のようにゲリラ雷雨が発生しています☔⚡
東京の7月の落雷は、過去10年の4倍だそうですよ😰
人間よりはるかに耳がいいワンちゃんは、音に敏感に反応するので
雷が鳴ると怯えて震えてしまうことがあります💦
「雷を怖がる愛犬のために何かできることはないのかな😣?」
ということで、今回は犬が雷を怖がる理由や対処法についてお話ししたいと思います!
犬が雷を怖がるのはなぜ?
◍ 雷の大きな音や強い光
雷の轟音はとっても大きく、突然鳴り響きます⚡
雷鳴は予測できないタイミングで鳴るため、犬は驚きや不安を感じやすくなるのですね。
また、聴覚が優れた犬にとっては、雷の音がより一層強く感じられるのかもしれません。
音だけでなく、稲妻や閃光も不快に感じることがあるようです🐕💦
◍ 警戒心・防衛本能
雷は自然災害の一つであり、動物は本能的に危険を察知する能力を持っています!
犬も例外ではなく、雷鳴や閃光を危険信号と捉え、逃げたり隠れたりする行動をとることがあります💨
◍ 気圧の変化
雷雨が近づくと、空気の匂いや気圧が変わります🌀
犬はこれらの環境の変化に敏感であり、これが不安を引き起こす原因の一つとなっていると考えられているのです。
◍ 過去の経験(トラウマ)
過去に雷でトラウマ的な経験がある犬は、同じような状況になるとその記憶が蘇り、恐怖を感じてパニックになりやすいと言います😨
◍ 静電気
雷が発生する際には空気中の静電気が増加します⚡
犬はこの静電気を感じとり、それが不快感や恐怖心を引き起こしている可能性があると言われていますよ。
犬が雷を怖がる時にみせる反応は?
個体差もありますが、雷に対して恐怖を感じると、次のような行動をとることがあります。
🔵 物陰に隠れて出てこなくなる
🔵 落ち着きなくウロウロと歩き回る
さらに、恐怖が強まると・・・
🔵 しっぽが下がる
🔵 よだれを垂らす
🔵 目を見開く
🔵 飼い主の声に反応しない
🔵 鳴いたり、吠えたりする
🔵 食欲不振を起こし、食べ物や水を口にしない
🔵 失禁する
といった行動をとることがあります。
中には体調を崩し、嘔吐、下痢、血便といった症状がみられる場合もあります。
このように、犬が雷に過剰な恐怖心を持つ症状を「雷恐怖症」と言います⚡😱⚡
雷恐怖症は放置すると症状が悪化することがあります。雷の音が聞こえるたびに強いストレスを感じ、日常生活にも支障をきたす場合もあるので、飼い主さんは愛犬の行動や体調の変化に注意を払いましょう。
飼い主がとるべき対処法
◍ 落ち着いた態度で接する
まず、飼い主さん自身が冷静に対応することも重要です!
飼い主さんが不安そうにしていると、犬はその感情を敏感に感じ取り、さらに恐怖を感じてしまうことがあります。
また、愛犬が怯えていても、抱っこしたり、なだめたりする必要はありません。
「大丈夫だよ」と優しくなだめてあげたいところですが、それらの行動が逆に不安を悪化させて、ますます怖がるようになってしまうと言われています💦
そのため、飼い主さんは、雷がなっても何もアクションを起こさず、普通にふるまうことが大切です😌
◍ 安全な場所をつくる
雷が鳴っているときに、愛犬が安心できるスペースを用意しておきましょう🐶
クレートトレーニングを受けている犬は、クレートの中でおもちゃで遊ぶことでリラックスできることが多いです🦴➰ワイヤークレートを使っている場合は、毛布をかけて音を和らげ、ドアを開けておくと、犬が閉じ込められている感じが少なくなりますよ👍
もしクレートがない場合や、クレートに入るのが苦手な犬には、別の安心できる場所を作るのが良いでしょう。
愛犬が普段からリラックスしているベッドやクッションも、雷雨の間の安心できる場所になる可能性があります😄
窓がない部屋が最適ですが、難しい場合はブラインドやカーテンを閉めて、外の景色が見えないようにしてあげましょう。
◍ 犬の注意をそらす
テレビをつけたり、音楽を流したり、掃除機をかけることで、雷の音が軽減され、愛犬が落ち着いてくれるかもしれません📺
◍ 獣医に相談する
雷恐怖症が深刻な場合は、獣医師に相談してみてください🧑⚕️
恐怖感や不安感の度合いに応じて、抗不安薬や鎮静薬の使用が必要になることもあるでしょう。
ただし、薬によって一時的に症状が抑えられることはありますが、雷への恐怖という根本的な問題を解決するわけではありません。薬はあくまで最終手段とし、できる限り愛犬がリラックスできる環境を整えることを心がけるようにしましょう🐶
まとめ
「この子は臆病だから仕方ない 😓 」と諦めてしまっている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
ですが、恐怖や不安に関連する行動をそのままにしておくと、その行動がさらに悪化することがあります。中には、まだ雷が鳴っていないのに、雷が来る前から予期してパニックを起こすことも・・・。
そのため、愛犬が雷の多い季節を少しでも快適に過ごせるように、飼い主さんができるだけ対策を講じておくことが大切です🐶💮