こんにちは!THEケネルズ東京です😊
少しずつ春めき、愛犬とのお散歩が気持ちのいい季節になりましたよね。
花びらを追いかけたり、鼻をクンクンさせて情報収集したりと、犬が元気いっぱいに楽しむ姿を見るとこちらまでうれしくなります🍂
そんな愛犬を見ていて、「うちの子ってどんな性格なのかな?」と気になったことはありませんか?
活発に走り回る子、音に敏感でソワソワしやすい子、のんびりマイペースな子など、犬にもさまざまな個性があります。
その子に合ったしつけをすることで、日々がより快適に!
一方で、合わないトレーニングを続けると問題行動が増えて、飼い主さんが疲れてしまうことも…。
そこで今回は、「犬の性格」と「しつけ」に注目し、愛犬との暮らしをもっと楽しむためのヒントをお届けします!
犬の性格を正しく見極める基礎知識

「活発」と言われる犬種でも、育った環境や飼い方の違いでおとなしい子になることは珍しくありません。
もちろん目安にはなるものの、目の前の愛犬をよく観察してあげるのが大切です。
●性格は変化するもの
子犬期にやんちゃだったのに成犬になって落ち着く子、逆に引っ越しなどで環境が変わって急に怯えがちになる子など、犬の性格は変化していきます。
常に「今のうちの子はどんな状態か」を気にかけてあげましょう。
●好き嫌いを知る
食べ物が大好きならおやつのご褒美、遊び好きならボールやオモチャ、繊細な子には声かけややわらかいタッチ…と、動機づけを工夫するとしつけもスムーズになります。
●短期の観察だけで決めつけない
たまたま体調が悪かったり、周囲の音に驚いたりして一時的に行動が変わる場合も。
いろんな場面での様子を総合的に見てあげてくださいね。
犬種による性格傾向と個体差

一般的に、レトリバー系はフレンドリー、シェパード系は警戒心が強くて訓練性が高いなどといわれます。
でも同じ犬種でも子犬期の経験や飼育環境でガラッと変わるのが現実。
以下はあくまでも「よく言われるイメージ」です。最終的にはあなたの愛犬の個性を見極めてあげてください😊

この犬種だから〇〇と完全に当てはまるわけではないので、愛犬の表情やしぐさをしっかり観察して、その子に合ったお世話やしつけを見つけていきましょう✨
子犬期の社会化&遺伝的要素
●子犬期の社会化は超大事
生後3週齢~12週齢ほどの子犬期は、脳や神経系の成長がめざましい時期。
このときに他の犬や人、いろんな場所や音などに少しずつ慣れておくと、成犬になったあとも落ち着きやすいです。
一方、ネガティブな体験ばかりだと音や状況に対して過度に怖がったり、攻撃性を示す子に育つ可能性も。
●遺伝要素の影響
狩猟本能が強い犬種は動くものを追いかける傾向があったり、番犬として改良されてきた犬種は警戒心が高かったりなど、本能的な面は無視できません。
でも本能をうまく発散させつつ、社会ルールを教えることはじゅうぶん可能です。
もし極端に神経質・怖がりなら専門家に相談するのも手です。
性格に合わせたしつけのポイント

●基本スタンス
- 急な大声や変化はできるだけ避ける
- 「褒める」ところを逃さずキャッチ
- 場合によっては叱るより無言で制止し、成功例を増やす
●飼い主さんの生活状況も考慮
例えば活発な子と暮らしていて、長時間のお留守番が多いなら、朝夕の散歩をいつもより長くしたり、知育トイを活用して運動&頭を使う機会を増やしてあげると◎。
繊細な子なら大きな音や来客が多い環境はストレスなので、クレートで安心できるスペースを作るなどの工夫をしましょう。
●ご褒美&コマンド
- 活発な子: おやつ+外遊びがモチベーションになりやすい
- 慎重な子: 声かけや落ち着いた環境で少しずつ慣らす
- 失敗を叱るより成功を褒める: どんなタイプの子でも共通の大原則
活発な子におすすめのトレーニング

散歩や運動が不足するとエネルギーが余りすぎて、かえってしつけが進みづらいことも。
まずは体を動かしてからトレーニングをすると吸収力が高まります🐕🦺
- ロングリードで呼び戻し
広めの安全な場所でロングリードを使い、「おいで」の合図で戻ってきたら思いっきり褒める。
走るのが好きな子は、走ること自体がご褒美になるかも。 - プチアジリティ遊び
簡易的なジャンプバーやトンネルを作って遊ばせると、犬も飽きにくく集中力UP。
指示を聞きながら動くことで「待て」「行け」のメリハリがつきやすいです。 - 「待て」「伏せ」強化
動きたい気持ちを抑える練習も大事。
少し待てたら大げさに褒める→解放してあげる流れで、メリハリある学習ができます。
もし興奮しすぎているようなら、散歩などでクールダウンさせてから再チャレンジするのも手です。
成功を増やすことで犬が「やればできる!」と自信をつけます。
繊細・おとなしい子へのアプローチ

大きな音や人混みに敏感だったり、初めて会う犬にビクビクしがちな子は、まず「安心できる場所」を作ってあげるのが先決。
- ハウスやクレートの活用
何かあったらすぐ避難できる場所があると落ち着きやすい - スモールステップでの外出
いきなりにぎやかな場所へ連れ出すのではなく、静かな住宅街からゆっくり慣れさせていく - ボディランゲージの理解
耳やしっぽ、目線などで「もう無理…」とサインを出していないか要チェック
叱られると余計に落ち込んでしまう子もいるので、できたときには「すごいね!」とたっぷり褒めてあげましょう。
無理をさせず、その子のペースに合わせてあげることが大切です。
小さな成功体験を積み重ねれば、自信をつけて少しずつ大胆に行動できるようになります。
上手にしつけを進める実践ステップ

- 落ち着かせてからスタート
遊びやお散歩でエネルギーを発散→リラックスした状態でトレーニングをはじめると効率UP。 - 段階的に難易度を上げる
「おすわり」をマスターしたら「伏せ」、「待て」というように、順序立ててステップアップ。成功したら必ず褒める。 - 環境や状況を変えながら練習
リビングで完璧でも、公園やカフェではうまくいかないことも。徐々に刺激を増やして“応用力”を育てます。 - トレーニング記録をつける
いつ・どこで・どんな失敗や成功があったかメモしておくと、しつけの進捗や犬の好み・苦手を把握しやすいです。 - 失敗より成功に注目
問題行動が起きると叱りたくなりますが、それより「うまくいった瞬間」をしっかり捉えて褒めるほうが効果的です。
日常トレーニング例
- おやつを使った「おすわり」「伏せ」「待て」
まずおやつで誘導しながら姿勢を作らせ、できたら「そうそう! えらいね!」と即座に褒める。 - 散歩での「ヒールウォーク」
犬が飼い主の隣を歩けたらすぐに褒め、おやつをあげる。
いきなり人混みではなく、静かな場所→刺激のある場所へ段階的に移行。 - 食事前のコマンド練習
食器を前に「おすわり」「待て」を要求し、OKの合図で食べさせる。
これを習慣にすると指示を聞くクセがつきやすい。
どのメニューでも「成功した瞬間」を逃さず褒めるのがカギ。
失敗や集中できないときは怒鳴るのではなく、環境を整え直したり難易度を下げたりしましょう。
困ったときに見直したい!問題行動の対処&リカバリー
- 健康&環境をチェック
急に吠えが増えた、トイレ失敗が続くなら、まず体調不良や住環境の変化を疑ってみましょう。 - しつけの基礎に立ち返る
「おすわり」「待て」を集中的に復習し、犬が指示を聞ける状態を再構築。
難易度を下げて成功体験を積ませると◎ - 行動を止める→正解を示す
無駄吠えや噛みつきには大声で叱るより、行動を止める→「こうすると褒められるよ」を教えるほうが建設的です。 - 深刻なら専門家に相談
攻撃性が強くなっている、何をしても改善しないようなら、獣医師やドッグトレーナーに早めに頼りましょう。
原因を探り、体調や環境の面も見直すことがリカバリーの第一歩です。
まとめ:愛犬の性格を活かしたしつけで、ハッピーな毎日を💕

犬の性格は本当に十犬十色。活発な子にはたくさん運動をさせてあげれば問題行動が減りますし、繊細な子には安心感を与えながら少しずつ外の世界に慣れさせるといったアプローチが向いています。
しつけで大事なのは「この子はどう感じるか?」を考えながら、上手にリードしてあげること。
そして成功したらたっぷり褒めて「やったね!」と喜びを共有することです😊
しつけはゴールのないプロセス。成長や環境変化に合わせて「今うまくいっているか?」をチェックし、散歩や食事前のコマンドなど、日常の小さな場面でトレーニングを続けてみてください。
飼い主さんが落ち着いて声かけできると、犬も安心して指示を聞きやすくなります。
どうしても直らない噛みグセや吠え癖などがあるときは、獣医師やドッグトレーナーに相談するのも立派な選択。
教室やグループレッスンに参加すれば、他の飼い主さんとの情報交換もできて一石二鳥です。
わたしたちTHEケネルズ東京も、犬種や年齢、性格に合わせてお散歩やお預かりをしていますので、もし「遠方へ行かなきゃいけないから愛犬を預けたい…」といったシーンがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
愛犬にぴったりのペースでお世話させていただきます🐕✨
愛犬との暮らしは悩みも尽きませんが、それ以上の楽しさや幸せが待っているはず。
あなたとワンちゃんが末永く健康に、そして笑顔で過ごせますように💕