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犬と一緒に災害を乗り越えるために必要なもの

こんにちは!THE ケネルズ東京です🐾

9月1日が「防災の日」なのは、多くの方がご存じかと思います。
でも実は、10月13日が「国際防災の日」だったというのはご存じでしたか?🌍
日本だけでなく、世界中で防災意識を高めようという日なんです。

近年は地震や台風、大雨など自然災害のニュースを耳にすることが増え、飼い主の皆さまも「もし災害が起きたら、うちの子を安全に守れるかな?」と不安に思うこともあるのではないでしょうか。
私たちにとって犬は大切な家族。人間用の防災グッズだけでは足りない部分もあり、いざというときに困ってしまうケースも少なくありません💦

そこで今回は災害時にワンちゃんたちに必要なものをテーマに、災害に向けての備え方をわかりやすくまとめました。
年に数回、防災の日や国際防災の日をきっかけに見直すのもおすすめです。

一緒に準備を整えて、落ち着いて過ごせるようにしていきましょう🐶✨

犬用の防災グッズリスト【必需品】

災害時、まず大切なのは「命を守るための必需品」です。人間と同じく、犬にも欠かせない物があります。
特に水やフードはすぐに手に入りにくくなるため、事前にしっかり準備しておきましょう。
普段から使い慣れたものを備えておくと、避難所や車中泊でも犬が落ち着きやすくなります🐾

代表的な必需品は以下のとおりです。

代表的な必需品
🔵 ドライフード・ウェットフード(最低3日〜1週間分)
🔵 飲み水(体重1kgあたり1日100mlを目安に計算)
🔵 折りたたみ式の食器や給水ボトル
🔵 首輪・リード・ハーネスの予備(最低3日〜1週間分)
🔵 飼い主と犬の情報をまとめたメモ(名前、かかりつけ病院、連絡先など)
🔵 迷子札やマイクロチップの確認

これらは「すぐに持ち出せるリュック」にまとめておくのがポイント。
特に水やフードはローリングストックを活用し、期限が来る前に家庭で消費しながら新しいものを補充する習慣をつけると安心です💡

フード・水の備蓄

災害時に一番困るのが、犬の食事や飲み水です。
人間用の非常食はあっても、犬が安心して食べられるフードはすぐには手に入りません。
普段から食べ慣れたものを最低でも3日、できれば1週間分は準備しておきましょう🐶

ドライフードは保存性が高いですが、開封後は酸化が進むため、小分けにしてジッパー袋や密閉容器に入れると安心です。
ウェットフードもあると水分補給代わりになり、犬のストレス軽減につながります。

水については、通常の必要量が体重1kgあたり1日20〜90ml程度とされています。
ただし災害備蓄では不足すると命に関わるため、余裕を持って100ml/kg/日を目安に確保するのがおすすめです。

例えば体重5kgの小型犬なら1日500ml、1週間で3.5リットル以上を用意すると安心です💧
折りたたみ式のボウルや専用の給水ボトルもセットにしておくと、どこでも水分補給ができます。

トイレ用品

避難所や車中泊では、普段のように外で排泄できないことが多くなります。周囲に配慮するためにも、トイレ用品の備えは欠かせません🐾

用意しておきたいもの
🔵 ペットシーツ(多めに!)
🔵 うんち袋・消臭袋
🔵 簡易トイレや折りたたみ式トレー
🔵 ウェットティッシュや除菌シート

特にペットシーツは不足しやすいため、余裕を持って準備しておくと安心です。
消臭袋はニオイ対策として必須で、避難所生活でも周囲に気を遣うことができます。

また、犬が普段から室内トイレに慣れていない場合、いざという時に困ることも。日頃からペットシーツを使った排泄トレーニングをしておくとスムーズです😊

健康・医療用品

環境の変化やストレスで体調を崩しやすいのが災害時の大きなリスク。特にシニア犬や持病のある犬は注意が必要です。
普段飲んでいる薬やサプリメントはもちろん、応急処置ができるグッズを備えておくと安心できます🐶💊

準備しておきたいもの
🔵 動物病院で処方された常備薬(数日〜1週間分)
🔵 持病やアレルギーの情報を記載したメモ
🔵 ワクチン接種証明書や狂犬病予防接種済票のコピー
🔵 予備の首輪・リード・ハーネス
🔵 ガーゼ、包帯、消毒液などの応急処置グッズ

「犬の情報メモ」は、飼い主と離れてしまった時や他の人に世話をお願いする場面で役立ちます。
証明書類は避難所での受け入れをスムーズにし、病気予防にもつながります。かかりつけの獣医師に事前に相談して必要な薬を確認しておくとさらに安心です✨

犬が安心できるためのアイテム【快適グッズ】

災害時は物資の不足だけでなく、環境の変化によるストレスも大きな問題になります。
避難所や車中泊では人や音が多く、犬にとっては普段とはまったく違う空間。落ち着ける場所があるかどうかで、犬の心身への負担は大きく変わります💦

そんなときに役立つのが「犬が安心できる快適グッズ」です。

準備しておきたいグッズ
🔵 キャリーバッグやクレート(普段から慣らしておく)
🔵 折りたたみケージや簡易サークル
🔵 飼い主の匂いがついたタオルや毛布
🔵 お気に入りのおもちゃやガム

これらがあれば、犬にとって安心できる「自分の場所」を作ることができます。
特にキャリーバッグやクレートは避難所でも活躍し、安全なシェルターにもなります。日頃から使い慣れておくことで、非常時もスムーズに活用できます🐾

寝床・移動グッズ

犬が安心して過ごすためには「寝床」と「移動用グッズ」の両方が必要です。環境が変わると犬は不安を感じやすく、落ち着けるスペースがあるかどうかでストレスの度合いも変わります🐾

🔵 キャリーバッグ・クレート:避難所でのプライベート空間や移動中の安全確保に必須
🔵 折りたたみケージ・簡易サークル:避難所や車内でも「自分の居場所」を作れる
🔵 タオルや毛布:犬の匂いがついたものを入れると安心感がアップ

キャリーバッグやクレートは、普段から「安心できる寝床」として慣らしておくことが大切です。災害時に初めて使おうとすると犬が警戒してしまうこともあるため、日頃の練習がカギになります。
自分の落ち着けるスペースがあるだけで、心と体の負担を大きく減らせます😌

精神的な安心アイテム

「知らない音」「人の多さ」「慣れない環境」…これらは犬にとって大きなストレスです。そんな時に犬の気持ちを落ち着かせるアイテムを用意しておくと役立ちます🐶💞

🔵 普段から遊んでいるお気に入りのおもちゃ
🔵 飼い主の匂いがついたタオルや毛布
🔵 ガムやおやつ(長持ちするタイプがおすすめ)
🔵 コンパクトに持ち運べるマットやブランケット

お気に入りのおもちゃやおやつは、犬にとって「いつも通り」を感じられる心強い存在です。
また、飼い主の匂いがついたタオルや毛布は安心感を与え、不安からの無駄吠えや体調不良を防ぐ助けになります。小さな工夫が犬の気持ちを安定させ、飼い主も落ち着いて過ごせます。

災害時に役立つ情報と準備

犬用のグッズをそろえるだけでは不十分です。実際に災害が起きたときにどう行動するかをイメージしておくことで、愛犬を守れる可能性がぐっと高まります。
特に避難所でのルール、普段からのトレーニング、防災バッグの準備は大切なポイントです🐾

飼い主が確認しておきたいこと
🔵 避難所の確認:犬と一緒に避難できるか、事前に調べておく
🔵 防災バッグの用意:人用と犬用を分けて、中身を定期的に見直す
🔵 しつけ・トレーニング:クレート慣れや、人混みで落ち着いて過ごせる練習
🔵 情報共有:家族や近所と「犬と一緒に避難する場合の動き」を話し合っておく

環境省のガイドラインでも、ケージ慣れ・備蓄・避難所確認の重要性が示されています。
こうした準備を少しずつ進めておくだけで、非常時の安心感は大きく変わります。

備えは「もしも」に備える愛情の形。家族の一員である犬と共に、安全に乗り越えられるよう整えていきましょう✨

避難所でのルールとマナー

避難所で犬と一緒に過ごせるかは、地域や施設によって異なります。ペット同伴を受け入れる場所もあれば、人間用スペースと分けられる場合もあります。そのため、事前に自治体や近隣の避難所に確認しておきましょう🐾。

避難所で心がけたいマナー
🔵 犬は必ずリードやキャリーに入れて管理する
🔵 トイレはペットシーツを使い、排泄物は袋に入れて持ち帰る
🔵 無駄吠えや不安行動を減らすため、普段からクレートに慣らしておく
🔵 他の避難者に配慮し、犬の居場所を清潔に保つ

非常時は人も犬も不安でいっぱい。だからこそ飼い主がルールを守り、周囲への配慮を忘れないことが大切です。避難所での行動は「犬と飼い主の信頼」に直結します✨

防災バッグの作り方と保管方法

「防災バッグ」を用意しておけば、いざという時に安心して避難できます。ただし、詰め込むだけでなく「使いやすさ」と「管理のしやすさ」が大切です🐶🎒

準備のポイント
🔵 人用と犬用を分けて、取り出しやすくする
🔵 抱っこや移動を考え、持てる重さに調整
🔵 フードや薬はジッパー袋で小分けして整理
🔵 年に数回、中身を点検して入れ替える

保管は「すぐ持ち出せる場所」がベスト。玄関や寝室はもちろん、車にも予備を置くと安心です。
特にフードや薬は期限が短いため、定期的に入れ替える習慣を持つことが重要です。

普段からできるトレーニング

災害時に犬が落ち着いて行動できるかどうかは、日頃の練習で決まります。慣れない環境に突然置かれると、不安で吠えたり暴れたりしてしまうことも。そんな時でも安全に過ごせるように、少しずつ準備をしておきましょう🐶💡

役立つトレーニング
🔵 クレートトレーニング:キャリーやクレートを安心できる寝床と認識させる
🔵 社会化トレーニング:人や犬が多い場所、さまざまな音に慣れさせる
🔵 指示に従う練習:「待て」「おいで」など基本コマンドを強化
🔵 トイレ習慣:ペットシーツでの排泄に慣れさせる

これらを少しずつ繰り返すことで、犬は「非常時でも飼い主と一緒なら大丈夫」と感じられるようになります。日常の積み重ねが、災害時の大きな力に変わるのです!

まとめ:犬の命を守る備えは“今日から”

災害は、いつどこで起こるかわかりません。私たち飼い主にとって犬はかけがえのない家族。だからこそ「大丈夫かな?」と心配するより、事前に準備して心強い環境を整えておくことが大切です。

THE ケネルズ東京では、非常時や急な外出の際にも安心して預けられるよう、犬が落ち着いて過ごせる環境を整えています😊
スタッフが一頭一頭に寄り添い、お散歩や水分補給、ストレスケアまで丁寧に対応しているので、お気軽にお問い合わせください。

毎日の小さな準備と、いざという時に頼れる場所。この両方が、愛犬の命を守る大切な備えになるはずです🐾


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