こんにちは!THEケネルズ東京です😊
「9月とはいえ、まだまだ暑いなあ…🥵」と感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
実際、残暑の時期は人にとっても体にこたえますが、犬にとってはさらに大きな負担になることがあります。
とくに小型犬やシニア犬は体力の回復がゆっくりで、夏の疲れが残ったまま秋を迎えてしまいがち。
気温が少し下がったからといって油断すると、夏バテの症状が表れてしまうことも少なくありません。
今回は、残暑に注意したい犬の夏バテのサインや予防法を、まとめてみました!
参考になれば嬉しいです😀
残暑でも犬が夏バテしやすい理由

9月は人にとっては少し涼しく感じても、犬にとってはまだまだ体に負担がかかる季節。
残暑は寒暖差・夏の疲れ・アスファルトの熱や湿度などが重なり、体調を崩しやすいタイミングなんです。
昼夜の寒暖差が体調を崩すもとに
9月は昼間は30℃を超えるのに、朝晩は少し肌寒い日もありますよね。
この「寒暖差」がワンちゃんの体に負担をかけてしまいます💦。
人でも季節の変わり目はだるくなりますが、犬も同じでうまく順応できず疲れをためてしまうんです。
特に小型犬やシニア犬は体温調節が苦手なので、急な温度変化で「残暑バテ」を起こしやすいんですよ。
おうちではエアコンで室温を一定に保ったり、お散歩の時間を工夫してあげることが大切です🌿。
真夏の疲れが残る「夏負け状態」
暑い夏を一緒に乗り切ったワンちゃんも、実は体の疲れが抜けきっていないことがあります😢。
真夏の日差しの中でのお散歩や、寝苦しい夜の影響でしっかり休めなかった子は「夏負け状態」に。
食欲が落ちたり、遊ばなくなったり、ゴロゴロ横になる時間が増えるのもサインです。
見た目は少し涼しくても、犬にとって残暑は「疲れを抱えたまま次の季節を迎える時期」。
無理をさせず、ゆっくり休ませてあげてくださいね🍀。
アスファルトの熱と湿度のダブルパンチ
残暑の日中はまだまだ日差しが強く、アスファルトの温度は人が感じている以上に高くなります🔥。
体が地面に近いわんちゃんは照り返しの熱を受けやすく、体温がぐんぐん上がってしまうんです。
また、日本特有のジメジメとした湿度も犬の体温調節を妨げ、呼吸が荒くなったり元気がなくなる原因に…。
お散歩前に手で路面を触って「熱すぎないかな?」と確認するのが安心です。
湿度が高い日は無理せず、室内遊びに切り替えてあげましょう🐾。
ちなみに、アスファルトの熱が犬の肉球にどれほど負担をかけるか、そしてどう守ってあげればよいかについては、
以下のコラムで詳しく解説しています!
➡ 詳細はこちら:犬の肉球を守ろう!夏のアスファルトが熱い時の対策🐾
そちらの記事では、アスファルトの温度がどれくらい高くなるのか(気温30℃でも路面は50〜60℃!)、肉球に出やすい症状(赤み・水ぶくれ・ひび割れ⚠️)、さらに散歩前のタッチチェックや肉球ローション、犬用靴の活用法など、実践できる対策をたっぷり紹介しています✨。
ここで覚えておきたいのは、
- 「涼しい時間帯に散歩する」
- 「路面の温度を手で確認する」
- 「肉球ケアを日課にする」
この3つを意識するだけでも、残暑バテや肉球トラブルのリスクをぐんと減らすことができますよ😊。
犬の夏バテによくある症状チェックリスト

夏バテは気づきにくいけれど、食欲の低下・元気のなさ・胃腸トラブル・呼吸の変化など、毎日のちょっとしたサインで見抜けます。
食欲がない・水をあまり飲まない
「ごはんを残す」「食べるのが遅い」などは夏バテサインのひとつ。
水分摂取量が減るのも危険です🚰。
体に熱がこもっているのに水分不足だとさらに疲れが抜けにくくなります。
フードをふやかしたり、犬用スープやきゅうりなど水分の多い食材をプラスして、栄養と水分を一緒にとれる工夫をしてあげましょう✨。
ぐったりして元気がない
「いつもより寝てばかり」「お散歩に行きたがらない」…これも残暑バテのよくあるサインです。
疲れがたまって体を動かすのを嫌がり、おもちゃにも反応しなくなる子も。
ぐったりが続いたら、ただの疲れか病気かを見極める必要があります。
安静にしながら体温や呼吸をチェックして、心配なら早めに病院へ🏥。
下痢や嘔吐など胃腸トラブル
夏バテ中は胃腸が弱りやすく、下痢や嘔吐が起きることも。
寒暖差でお腹を冷やして消化力が落ちることもあります。
軽い下痢なら様子を見てもいいですが、水のような便や血が混じる場合は要注意⚠️。
子犬やシニア犬は脱水になりやすいので、早めに病院へ連れて行きましょう。
呼吸が荒く体が熱い
ゼーゼーと呼吸が荒く、体を触ると熱っぽい…。これは夏バテを通り越して「熱中症の初期症状」かもしれません😨。
すぐに涼しい場所へ移動し、水分を与えて体を冷やす応急処置を。
数時間以内に改善しない場合は必ず動物病院へ!
日頃から呼吸や体温をチェックしておくと早めに気づけます💡。
夏バテと病気の違いって?病院に行く目安

「夏バテかな?」と思っていても、熱中症や感染症、持病の悪化の可能性もあります。
軽い不調は様子見でOKですが、重い症状は迷わず受診が安心です。
夏バテと似ている病気に注意
だるさや食欲不振は夏バテだけでなく、熱中症や感染症など重い病気の可能性も。
特に呼吸が荒く体温が高いときは緊急事態のサインです。
下痢や嘔吐が続く、ぐったりして元気がない時も「ただの夏バテ」と決めつけないで、獣医さんに診てもらいましょう。
様子見できるケースと危険なケース
ちょっとごはんを残したけど翌日には元気に戻った、という程度なら自宅で様子見でもOK🙆♀️。
でも、症状が数日続いたり悪化する場合は危険信号。
水を飲まない、嘔吐・下痢が止まらない、歩きたがらないなどは早めの受診を。
🆘すぐに病院へ行くべき症状
- 立ち上がれないほどぐったり
- 呼吸が荒く舌の色が紫っぽい
- 水をまったく飲めない
- 血が混じった下痢や嘔吐
これらは命にかかわることもあるので、迷わず病院へ連れて行ってくださいね🏥💦。
残暑の夏バテ予防&回復ケア

残暑を元気に過ごすには、涼しい時間の散歩・水分補給の工夫・快適な室内環境・消化にやさしいごはんがポイント。
毎日の工夫で夏バテは防げます。
散歩は朝夕の涼しい時間に
日中のアスファルトはまだまだ熱くなります。
お散歩は朝の早い時間や夕方がおすすめ。
アスファルトを手で触って「熱くないかな?」を確認してから歩くのが安心です✨。
水分補給を工夫して
飲水量が減りがちな残暑は、水を少し冷やす、犬用スープを薄める、氷を浮かべるなど工夫を。
スイカやきゅうりなど水分の多い食材もGOOD🍉。ただし与えすぎには注意です。
快適な室内環境をキープ
「夜は涼しいからエアコンは不要」と思いがちですが、湿度が高いと犬にはまだ負担です。
室温25〜27℃、湿度50〜60%を目安に調整しましょう。冷感マットやアルミボードもおすすめです🐾。
消化にやさしいごはんで体力回復
疲れているときは消化にやさしいごはんが◎。
鶏ささみや白身魚、かぼちゃを柔らかく煮たものはおすすめです。
少量を数回に分けてあげると胃腸の負担が減ります。
まとめ|残暑こそ油断せずに体調ケアを

「涼しくなってきたし安心かな」と思いがちな9月。
でも、ワンちゃんにとってはまだまだ夏バテのリスクが高い時期です☀️。
食欲が落ちる、ぐったりする、下痢や嘔吐がある…そんな症状が見えたら、残暑バテのサインかもしれません。
軽度ならおうちケアで回復できますが、続くようなら迷わず病院へ。
毎日のちょっとした観察と工夫で、愛犬が元気に秋を迎えられるようにしてあげましょう🌸🐶。
THEケネルズ東京では、残暑の暑さに配慮しながら、涼しく快適に過ごせるよう環境を整えています😊。
お散歩や水分補給にも細やかなケアを徹底しているので、気になる方はご連絡ください!
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